LPとはLanding Pageの略で、「ランディングページ」と読みます。検索エンジンや広告などから訪れたユーザーが一番最初に見たページをいいます。
・ホームページはトップページ以外から見始められることも多い。
・成約を目的として作るランディングページ(LP)がある。
・狭義のLPは広告で集客することが多いため、LPOをして精度を上げる必要があります。
LPOとは、Landing Page Optimizationの略で、ランディングページ最適化
【ランディングページの基本的な構成】
1.ファーストビュー
2.問題提起・興味付け
3.共感
4.解決法の提示
5.商品の裏付け・解決できる証拠
6.クロージング
1.ファーストビュー
<検索から来たユーザー>
検索キーワードが含まれる。検索した内容の答えがある。
例)高校受験 塾
例)大学受験 塾
LPの直前からどのような経緯で来たのかを推し量り、自然な流れを気をつけつつ、惹きつけるようなビジュアルやキャッチコピーなどの文章をデザインしましょう。
それらを1つ1つ丁寧に実践することで、直帰率を下げ、その先の内容を読んでもらえる確率を上げられます。
ランディングページ(LP)のアクション導線は、営業の世界でいえば、クロージング=契約締結
【ボタンデザイン】
目立つ色や大きさのデザインで、視認性を上げる
【ボタンまわり】
「無料」「限定」「送料無料」などのハードルを下げる言葉を入れる。
【ブレットポイント】
箇条書きで、シンプルに特徴やメリットを伝える
<広告から来たユーザー>
広告文やバナー画像、雰囲気などがズレていない。
AIDAの法則
Attention:注意
まずユーザーの注意をひきます。問題解決したいユーザーに刺さるような文章がおすすめです。
例)外はカリカリなのに、中はふんわりモッチモチ。販売10分で売り切れる幻のパンとは!
(ユーザーの心理)なにそれ!なにそれ!
Interest:興味
興味をもってくれそうな内容を書きます。より詳細な説明を記します。
例)天使のパンは、契約農家で厳選された有機栽培の国産小麦だけを使用して・・・
(ユーザーの心理)それはたしかにおいしそうだ・・・
Desire:欲求
読み手にとってのメリットやお得感を伝えます。問題の解決や不便の解消の理由を書くことも良いでしょう。
例)しかも、100%オーガニック素材を使用し、かつオイルフリーなので脂肪が気になるあなたにも・・・
(ユーザーの心理)そうそう、おなかまわりが気になってきて・・・
Action:行動
クロージングとよばれる最後のひと押しです。ユーザーが迷いなく申し込みや購買などの行動を取れるよう背中を押す一言を書きます。
なぜ「今」買わないといけないのか、なぜ「ここで」買う必要があるのかなど。
例)当店なら、今ならなんと送料無料!期間限定直販!
(ユーザーの心理)マジで!ここで買えば送料無料か!試しに買ってみるか。
広告の世界ではAIDMAの法則といって「Memory:記憶」が追加されています。
広告を見たあとに、お店に行くまでのあいだ覚えてもらう必要があるからです。
ホームページの場合は、そのまま行動に導くため、Mを省いたAIDAの法則がよく使われます。
QUEST FORMULAは、セールスレターの世界でつかわれている営業手法です。
Qualify(解決の約束)
Understand(理解・共感)
Educate(教育)
Stimulate(興奮)
Transition(移り変わり、遷移)
AIDAの法則との違いは、共感したり興奮させたりといった感情的に訴えかける表現をとるところです。
ターゲットや広告文によって使い分けたり、組み合わせたりして、効果的なストーリー構成を目指します。
テレビショッピングなどからセールステクニックを見つけ、引き出しを増やしましょう。